【外壁塗装】雨漏りの原因が外壁にあることも?見落としやすい要因とは
こんにちは。板橋区の防水工事、屋根・外壁塗装専門店の大谷建装工業です。
雨漏りと言えば「屋根が原因」というイメージが強いですが、実は外壁が原因で起きる雨漏りは非常に多いことをご存じでしょうか。
外壁は住宅全体の広い面積を占めており、ひび割れやシーリングの劣化など、雨水が侵入できるポイントが意外とたくさんあります。
この記事では、外壁が原因で起こる雨漏りの特徴、見落とされやすいポイント、そして修理・予防方法まで詳しく解説します。
外壁が原因の雨漏りはなぜ気づきにくい?
屋根からの雨漏りは、室内天井のシミやポタポタ落ちる水によって発見しやすいですが、外壁の場合は内部の構造を伝って別の場所から漏れてくるため、発見が遅れがちです。
● 壁の中で水が回り、別の部屋に症状が出る
● 木材が濡れてもすぐにはシミとして表面に現れない
● 床下に水が落ちて気づかないケースもある
このように、症状が出た頃には内部の腐食が進んでしまっていることも少なくありません。
外壁雨漏りの代表的な原因
外壁が原因となる雨漏りはいくつかのパターンがあります。ここでは、実際の現場でも多い事例を紹介します。
ひび割れ(クラック)からの浸水
サイディング外壁・モルタル外壁のどちらにも発生しやすいのがひび割れです。
● ヘアークラック(細かいひび)
● 構造クラック(太いひび)
ヘアークラック程度でも、風向きによって横から強風雨が当たると、水が毛細管現象で吸い上げられ、壁内部へ侵入することがあります。

シーリング(コーキング)の劣化
サイディング外壁の約8割以上で起きるのがシーリングのひび割れ・肉痩せ・剥離です。
● ひび割れた隙間から直接雨水が侵入
● シーリングが痩せて両端が剥がれ、通り道ができる
● 新築から10年程度で劣化が進みやすい
特に縦目地・窓周りのシーリングは雨漏りの入り口になりやすく、最優先で点検すべきポイントです。

外壁材の浮き・反り
サイディングが反っていると、ボードと下地の間に隙間が生まれ、そこから雨水が侵入します。
反りは以下が原因で起こります。
● 直射日光による熱膨張
● 釘やビスの固定不良
● 長年の湿気による変形
放置するとさらに浮きが広がり、雨漏りリスクが急上昇します。
塗膜の劣化(チョーキング現象)
外壁塗装の防水性能は永続するわけではなく、平均10年前後で劣化します。
チョーキング現象(手に白い粉が付く)は防水性が低下した証拠で、雨水が外壁材に染み込みやすくなります。
防水性が切れると…
● 壁が吸水し、内部に少しずつ水が回る
● 壁内の断熱材まで湿り、カビが発生
● 柱・梁の腐食につながる
といった深刻な問題へ進行します。

窓サッシ周りの隙間
実は外壁雨漏りで最も多いのが窓まわりです。
● サッシの取り合い部分
● 見えない内部シーリングの破断
● 経年による隙間の拡大
内部のシーリングが切れていても外からは見えないため、専門業者による点検が必須です。
外壁が原因の雨漏りに起きる二次被害
外壁雨漏りは「気づきにくい」ことが最も厄介ですが、その分、内部の腐食も進んでしまいます。
木材の腐食(構造材の劣化)
雨水が壁内部の柱や梁に到達すると、木材が腐り始めます。
● 強度低下
● シロアリが発生しやすくなる
● 土台部分の腐朽
構造材の腐食は家の寿命を一気に縮める重大トラブルです。
断熱材のカビ・劣化
壁内に水分が溜まると、グラスウールのような断熱材が湿気を吸い込み、保温性能が低下します。
● カビ臭い
● 冬に寒くなる
● 光熱費の増加
住み心地の悪化にも繋がります。
室内のクロスの浮き・シミ
外壁の雨漏りはすぐに室内へ変化が現れませんが、
● クロスの浮き
● 黒い筋汚れ
● 壁の内部でポタポタ音がする
このような症状が出始めたときには、内部の水分はかなり溜まっています。
自分でチェックできる外壁雨漏りのサイン
専門業者を呼ぶ前に、自宅の状態をセルフチェックする方法があります。
外壁の色褪せ・チョーキング
手で触って粉が付くなら、塗装の防水機能が切れています。
シーリングのひび割れ・剥離
外壁の継ぎ目や窓周りを見て、
● 隙間
● 亀裂
● ボロボロの状態
があれば雨漏りリスク大です。
外壁の浮き・反り
サイディングを横から見ると、ボードが浮いて影ができている場合があります。
室内のカビ臭さ
特に1階の押し入れや収納など、壁際が湿っぽい場合は要注意。壁内に水が回っている可能性があります。
外壁雨漏りの正しい修理方法
外壁の雨漏りは、原因に応じて適切な工事が必要です。
シーリング打ち替え工事
古いシーリングを撤去して、新しいシーリング材を充填します。
サイディング外壁では必須のメンテナンスです。
外壁塗装(防水性の回復)
塗膜が劣化している場合は外壁塗装が必要になります。
防水性の高い塗料を選ぶと、再発を予防できます。
外壁張り替え・部分補修
外壁材が大きく反っている、内部が腐っている場合は補修や張り替えが必要になります。
窓サッシ周りのシーリング補修
窓周りは雨漏りの侵入口として非常に多いため、専門業者による調査と補修が必須です。
外壁の雨漏りを予防するために必要なこと
雨漏りを未然に防ぐ最も効果的な方法は以下の3つです。
1. 10年を目安に外壁点検を行う
外壁材は必ず劣化するため、定期点検が重要です。
2. 劣化サインを見つけたら早めに業者相談
ひび割れ・シーリングの剥離を放置すると、修理費用も大きく膨らみます。
3. 防水性能の高い塗料を選ぶ
低汚染塗料・高耐候塗料などを選ぶことで、雨水を弾きやすくなり寿命も伸びます。
まとめ:雨漏りの原因は外壁にもある。早めの点検で家を守りましょう
雨漏りというと屋根ばかりに目が向きがちですが、実際には外壁が原因で起きるケースが非常に多いのが現実です。
外壁雨漏りは気付きにくく、内部腐食が進むと大規模修繕が必要になることもあります。
外壁のひび割れ、シーリングの劣化、反り、塗膜の劣化など、小さな症状でも放置せず、早めの点検とメンテナンスを行うことが大切です。
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