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【外壁塗装】雨の日に外壁が濡れて見えるのは劣化のサイン？

こんにちは、板橋区・練馬区の外壁塗装、屋根塗装専門の大谷建装工業です。

雨が降ったときに

「うちの外壁、やけに濡れて見えるな…」
「他の家より黒くなっている気がする」

そんな違和感を覚えたことはありませんか？

実は、雨の日に外壁が濡れて見える状態は、外壁劣化の重要なサインであることが少なくありません。

特に板橋区のように、住宅が密集し湿気がこもりやすい地域では、外壁の防水性能低下が進みやすい傾向があります。

この記事では、

• 雨の日に外壁が濡れて見える原因

• 劣化している外壁としていない外壁の違い

• 放置すると起こるトラブル

• 今すぐできるチェック方法

• 適切な対処・メンテナンス方法

を、外壁塗装・雨漏り専門業者の視点で詳しく解説します。

雨の日に外壁が濡れて見える現象とは？

本来、健康な外壁は雨水をある程度弾きます。

しかし、防水機能が低下すると、外壁表面が水を吸い込み、濡れ色が長時間残るようになります。

よくある症状

• 雨が止んでも外壁がなかなか乾かない

• 一部だけ黒っぽく濡れたまま

• 外壁全体が水を含んだように見える

• 北側・日陰面だけ特に濡れている

これらは、塗膜劣化や外壁材の吸水が進んでいるサインです。

なぜ雨の日に外壁が濡れて見えるのか？主な原因

① 外壁塗膜の防水性能が低下している

外壁塗装の最も重要な役割は「防水」です。

年月が経つと、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、防水性能が落ちていきます。

防水性能が低下すると、

• 水を弾けなくなる

• 外壁材が直接雨水を吸う

• 表面が濡れたままになる

という状態になります。

② チョーキング（白い粉）が進行している

外壁を触ると白い粉が付く「チョーキング現象」。

これは塗膜が分解され、防水機能が失われ始めている証拠です。

※注意点
手に粉が付かなくても劣化しているケースは多いため、雨の日の見え方は重要な判断材料になります。

③ 外壁材自体が水を吸っている

特に以下の外壁は注意が必要です。

• モルタル外壁

• 窯業系サイディング

• ALC外壁

これらは元々吸水性があるため、塗膜が劣化すると一気に水を吸い込みます。

④ コーキング（目地）の劣化

サイディング外壁の場合、目地のコーキング劣化も原因になります。

• ひび割れ

• 肉やせ

• 剥離

が起きると、そこから雨水が侵入し、外壁内部が湿って表面まで濡れて見えることがあります。

濡れて見える外壁を放置するとどうなる？

① 外壁内部への雨水侵入

外壁が水を吸う状態が続くと、内部に湿気が溜まります。
これが進行すると、

• 下地材の腐食

• 断熱材の性能低下

• カビ・結露の発生

につながります。

② ひび割れ・剥がれの進行

吸水と乾燥を繰り返すことで、外壁材が膨張・収縮し、

• クラック（ひび割れ）

• 塗膜の剥がれ

• 外壁の浮き

が発生しやすくなります。

③ 雨漏りの原因になる

外壁からの雨漏りは、実は屋根より発見が遅れがちです。
気づいたときには、

• 室内の壁紙が浮く

• 天井や壁にシミ

• 柱や土台が腐食

といった深刻な状態になっていることもあります。

劣化していない外壁との違いを見分けるポイント

健康な外壁

• 雨が当たっても水玉状になる

• 雨上がりに比較的早く乾く

• 色ムラが出にくい

劣化している外壁

• 全体がじんわり濡れる

• 黒ずんで見える

• 雨上がりでも乾きにくい

自分でできるチェック方法（雨の日・晴れの日）

雨の日チェック

• 雨上がり30分〜1時間後に外壁を見る

• 一部だけ濡れて残っていないか

• 北側やベランダ周りが特に黒くないか

晴れの日チェック

• 外壁を軽く触って粉が付かないか

• ひび割れがないか

• 目地のコーキングに隙間がないか

雨の日に濡れて見える外壁への正しい対処法

① 外壁塗装による防水機能回復

最も一般的で効果的な方法です。

• 下地処理（高圧洗浄）

• 劣化部補修

• 下塗り・中塗り・上塗り

を適切に行うことで、防水性能を回復させます。

② クリヤー塗装は要注意

外壁のデザインを活かせるクリヤー塗装ですが、

• すでに吸水している

• 劣化が進行している

外壁には不向きです。
状態を見極めた上での判断が重要です。

③ コーキングの打ち替え

サイディング外壁では、塗装と同時にコーキング工事を行うことで、雨水侵入リスクを大きく減らせます。

板橋区で特に注意したいポイント

板橋区は、

• 建物が密集している

• 日陰面が多い

• 湿気がこもりやすい

という環境のため、外壁の吸水劣化が進みやすい地域です。

「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思っていても、
外壁が濡れて見える段階で点検することが重要です。

まとめ｜雨の日の外壁は“重要な点検タイミング”

• 雨の日に外壁が濡れて見えるのは劣化サインの可能性大

• 防水性能低下・吸水が主な原因

• 放置すると雨漏りや構造劣化につながる

• 早めの点検・外壁塗装が住まいを長持ちさせる

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。