外壁塗装で発生するピンホールとは?小さな穴の原因と対策
こんにちは、板橋区・練馬区の外壁塗装、屋根塗装専門の大谷建装工業です。
外壁塗装が完成したと思ったのに、表面をよく見ると小さな穴がポツポツ。
「これは施工不良なの?」「放っておいて大丈夫?」
と不安に感じる方も多いでしょう。
その小さな穴こそ、ピンホールと呼ばれる現象です。
ピンホールは見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の耐久性低下や早期劣化の原因にもなるため、注意すべき症状のひとつです。
この記事では、
・ピンホールとは何か
・発生原因
・施工不良かどうかの見極め方
・放置するとどうなる?
・再発を防ぐための対策
・依頼先の選び方
まで、板橋区で多数の施工を行う専門業者の視点から徹底解説します。
外壁塗装を失敗せず長持ちさせたい方は、ぜひ最後までお読みください。
ピンホールとは?外壁にできる小さな穴の正体
ピンホールとは、塗装後の表面にできる直径1ミリ未満の小さな穴のことを指します。
見た目は「気泡が弾けた跡」のようで、外壁の種類を問わず起きる可能性があります。
特に以下の塗装工程で発生しやすい傾向があります。
・下塗りで起きる
・中塗り・上塗りで起きる
・吹き付け塗装で起きる
・ローラー仕上げでも条件次第で発生する
ピンホールは 自然発生することもあれば施工不良が原因の場合もあるため、原因の切り分けが重要です。
ピンホールが発生する原因
材料そのものに原因があるケース
・塗料に気泡が混ざっている
・粘度が高すぎて伸びにくい
・撹拌不足でムラがある
・劣化した塗料を使用している
塗料の管理を適切に行わなければ、ピンホールは発生しやすくなります。
施工環境による原因
・風が強い
・直射日光に当たり急速乾燥する
・湿度が高い、雨上がりで壁が乾燥していない
・真夏や真冬で施工環境が不適
塗装は気温・湿度に大きく左右されるため、最適条件を無視した施工はピンホール発生リスクが高いです。
施工ミスが原因のケース
・ローラーに空気を巻き込みやすい「追加ローラー」を使用
・塗り重ねが早すぎる
・厚塗りしすぎ
・下地の乾燥不足
・高圧洗浄後の水分が残ったまま塗装した
・シーラー(下塗り)の塗布量不足
特に多いのが 下塗り不足 です。
下地が吸い込みやすいままだと中塗り・上塗りの塗料がうまく密着せず気泡が残り、ピンホールが起こります。
ピンホールは施工不良?見分け方のポイント
ピンホールは必ずしも「完全な施工不良」とは限りません。
ただし以下のような場合は施工不良の可能性が高いです。
短期間で大量に発生する
施工直後から多数の穴が見える場合、
・環境を確認せずに施工した
・下塗り不良
・乾燥不足
などが疑われます。
同じ場所に集中している
ローラーの押し付け過ぎや材料不良など特定のミスが影響していることが多いです。
段階的に穴が増える
塗膜の内部に気泡が閉じ込められていたサイン。
乾燥工程に問題があった可能性があります。
不安な場合は専門業者に相談して、塗膜の厚み・状態をプロの目で確認してもらうことが重要です。

ピンホールを放置するとどうなる?
小さな穴だからと軽視しがちですが、放置すると次のような問題が起きます。
水の侵入で塗膜劣化が早まる
ピンホールから水分が入り込むと、内部から塗膜が破れていきます。
外壁材そのものの劣化を招く
モルタルやサイディングの場合、内部に水が浸透し
・浮き
・反り
・ひび割れ
へと発展する可能性があります。
外観の美観が著しく低下する
外壁全体がザラつき、光の反射で均一性がなくなり、仕上がりの質が下がります。
外壁の寿命を縮めてしまうため、ピンホールは軽度でも無視してはいけません。
ピンホールが発生した際の対処法
軽度のピンホール:部分補修
比較的小さな穴であれば、
・サンドペーパーで表面をならす
・補修材で埋める
・上塗りを再施工する
といった方法で修復できます。
重度の場合:中塗り・上塗りの塗り直し
広範囲にピンホールがある場合は、
・上塗り層を全面剥離
・中塗りからやり直し
となることもあります。
下地が原因の場合は根本的な処置が必要
・下塗り不足
・吸い込みムラ
などの場合は、下塗りからやり直す必要があるため、再施工の手間が大きくなります。
ピンホールを防ぐためのポイント
適切な乾燥時間を守る
塗料メーカーが定める「塗り重ね乾燥時間」を守ることが最重要です。
最適な気温・湿度で施工する
理想は
・気温15〜30度
・湿度85%未満
です。
下塗りを適正量塗布する
特にサイディングやモルタルは吸い込みが激しいため、
・シーラーの増し塗り
・下地の吸い込みチェック
が欠かせません。
ローラー・道具の選定
空気を巻き込みにくいローラーを使用し、力加減にも注意します。
ピンホールを防ぐための業者選びのポイント
業者選びの段階でピンホールの発生リスクを大幅に下げることができます。
・下塗りの説明をしっかりしてくれる
・乾燥時間を守る施工管理体制がある
・気象条件に応じて施工日を調整してくれる
・使用する塗料のメーカー名・製品名を明確にする
・実績写真が豊富
・自社施工で管理体制が安定している
上記が揃っている業者なら安心です。
まとめ
ピンホールは小さな穴ですが、放置すると
・塗膜の早期劣化
・外壁材のダメージ
・雨漏りリスク増加
につながる見逃してはいけない症状です。
原因は
・環境
・材料
・施工不良
の3つに分かれ、根本原因の見極めが重要です。
施工後に気になる点がある場合は、早めに専門業者へ相談し、適切な補修を行いましょう。
大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。
また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。
無料外壁屋根診断|板橋区・練馬区の外壁塗装&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.co.jp)
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塗料を選択して概算見積りも可能です。
まずはWEB見積システムでおおよその値段の参考にしてください。
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それではまた。
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