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外壁の藻・苔が増える家の特徴と対策|板橋区の専門店が徹底解説!

塗装の豆知識 2025.11.27 (Thu) 更新

こんにちは。板橋区の防水工事、屋根・外壁塗装専門店の大谷建装工業です。

外壁にうっすらと緑色や黒色の汚れが広がり、「あれ?苔(コケ)や藻が増えてきた…?」と気づく方は多いです。

とくに板橋区や練馬区などの東京23区内は、住宅が密集し陽が当たらず湿気がこもりやすい箇所が非常に多いため、

藻や苔の発生が増えやすい環境です。

藻や苔を放置すると 外壁の劣化スピードが上がる原因になり、塗膜の寿命が短くなる ため注意が必要です。

この記事では、

  • 藻や苔が増える家の特徴

  • 発生する理由

  • 放置するリスク

  • 専門業者が実際に行う対策

  • 再発防止のポイント

以上の5点をわかりやすくまとめて徹底解説します。


1. 外壁に藻・苔が増える原因とは?

苔・藻

藻や苔は、外壁の表面に付着する微生物の一種です。

土埃・湿気・日光の当たり具合、水分の残りやすさなどが条件として揃うと繁殖が一気に進みます。

主な原因は以下のとおりです。

● 外壁表面に水分が残りやすい

藻や苔は湿気を好みます。

雨水が乾きにくい環境では、繁殖しやすくなります。

● 外壁の塗膜が古くなり、低汚染性が落ちている

塗膜の防汚機能が弱まると、埃や汚れが付着しやすくなり、そこから藻・苔が発生します。

● 周囲に植物・樹木が多い

木から飛来した胞子が外壁に付着し繁殖するケースもあります。

● 風通しが悪く湿度が高い

住宅密集地では通風が悪く、湿気がこもりがちです。


2. 藻・苔が増えやすい外壁の特徴

板橋区の現場でよく見かける「藻や苔が増えやすい家」の特徴をまとめました。

● 北側の壁

日が当たりにくく乾燥しにくいため、最も藻・苔が多い場所です。

● 凹凸の多いサイディング

目地部分や細かい凹凸に水分が残ると、繁殖が進みます。

● 近くに川・公園・緑地がある家

飛散した胞子が付きやすいです。

● 経年劣化したモルタル外壁

表面がざらついて汚れが溜まりやすく、藻が根を張りやすい構造です。

● 防水性の低くなった塗膜

10年以上塗り替えていない外壁は、塗膜の防汚性がほぼなくなっています。


3. 外壁の藻・苔を放置するとどうなる?

「見た目が悪いだけでしょ?」と思う方もいますが、放置すると以下のような深刻なトラブルを引き起こします。

● 塗膜の劣化スピードが加速

藻や苔は根を張りながら成長するため、塗膜を破壊し耐久性を低下させます。

● 外壁が常に湿っている状態になる

湿気が残ると外壁内部まで水分が入り込み、劣化を促進します。

● クラック(ひび割れ)が発生しやすくなる

湿気による膨張と乾燥による収縮が繰り返されることで、ひびが入りやすくなります。

● 雨漏りのリスクが高まる

藻・苔が多い家は、外壁の防水力が弱くなっている証拠です。


4. 専門業者が行う「藻・苔除去」とは?

家主さまが無理にこすって清掃すると、塗膜を傷つけ逆効果になることがあります。

専門業者が行う工程は以下の通りです。

● ① 高圧洗浄(バイオ洗浄)

通常の水だけでの高圧洗浄とは別に、専用の洗剤を使って微生物を根元から除去します。

● ② 下地チェック

苔が多い部分は塗膜が弱っているため、劣化状況を確認します。

● ③ 下塗りで下地を補強

劣化が大きい場合、浸透系シーラーで脆弱部分を固めます。

● ④ 低汚染塗料で再塗装

低汚染型シリコン塗料やフッ素塗料を使うことで再発が大幅に抑制されます。


5. 藻・苔を防ぐための再発防止策

● 低汚染塗料・防カビ塗料を選ぶ

現在主流の塗料は「汚れがつきにくい技術」が進化しています。

例:

  • 高耐候・低汚染シリコン塗料

  • 防藻・防カビ性能付きフッ素塗料

  • 光触媒塗料

● 外壁の定期メンテナンス

5年〜8年ごとに外壁診断を行うことで、繁殖初期での対処が可能です。

● 通風を確保する

植木や物置で風通しを妨げている場合は改善します。

● 雨樋などからの漏水を改善

雨樋の破損で水が壁にかかり続けるケースもよくあります。


6. 自分でできる簡易チェック方法

外壁の藻・苔が気になる場合、次のポイントを確認してみてください。

  • 北側の壁に緑色のスジがないか

  • 外壁の凹凸に黒い斑点がついていないか

  • 雨だれ跡に沿って苔が生えていないか

  • 手で触ると黒い粉がつく(チョーキング)

これらが見られる場合は、劣化が進行している可能性があります。


7. 専門業者に相談すべきタイミング

以下のケースは 早めの点検 をおすすめします。

  • 緑色・黒色の汚れが数ヶ月で再発する

  • 洗っても落ちない

  • ひび割れの周りに苔が発生している

  • 外壁がいつも湿っている

藻や苔は“外壁がSOSを出しているサイン”です。


8. まとめ

外壁の藻・苔は「ただの汚れ」ではなく、 外壁の防水力が低下している重要なサイン です。

放置すると外壁の劣化が進み、雨漏りに発展するケースもあります。

藻や苔が増える原因を理解し、正しい清掃・塗装・メンテナンスを行うことで、外壁の寿命を大きく延ばすことができます。

大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

 

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

 

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。

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塗料を選択して概算見積りも可能です。

 

まずはWEB見積システムでおおよその値段の参考にしてください。

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それではまた。

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