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【外壁塗装】秋の外壁塗装はベストタイミング?メリットとデメリットを解説

塗装の豆知識 2025.10.17 (Fri) 更新

こんにちは、板橋区の屋根・外壁塗装専門店の大谷建装工業です。

外壁塗装を検討する際に、誰もが気になるのが「塗装に最も適した季節はいつ?」という点ではないでしょうか。

春や秋がベストシーズンとよく言われますが、その中でも**「秋の外壁塗装」**は特に人気があります。

ではなぜ秋が選ばれるのか?

逆に、秋に塗装を行うときに注意すべきデメリットはないのか?

この記事では、秋の外壁塗装が最適といわれる理由や、他の季節との比較、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

これから塗装時期を決める方は、ぜひ参考にしてください。


1. 外壁塗装に「時期」が重要な理由

外壁塗装は、どの季節でも不可能というわけではありません。


しかし、塗料の乾燥や施工品質には気温・湿度・天候が大きく影響します。

塗料の性質上、最も重要なのは次の3点です。

項目 理想的な条件 注意点
気温 15~30℃ 5℃以下では乾燥不十分になることがある
湿度 85%以下 湿度が高いと塗料が密着しにくくなる
天候 晴れまたは曇り 雨・雪・強風時は作業不可

この条件を最も満たしやすいのが「春」と「秋」ですが、特に秋は安定した気候が続き、施工ミスを防ぎやすいため、

多くの塗装業者が「秋はベストシーズン」と推奨しています。


2. 秋の外壁塗装が人気の理由

2-1. 気温・湿度が安定している

秋は気温が20℃前後と塗料の乾燥に最も適した環境です。

また、梅雨や真夏のように湿度が高すぎることもなく、冬のように乾燥しすぎることもありません。

塗料メーカーが推奨する施工条件にピッタリ合致するため、

ムラのない均一な仕上がりが得られやすく、品質が安定します。


2-2. 台風シーズンを過ぎると晴天が多い

秋の前半(9月頃)は台風の影響を受けることがありますが、

10月~11月になると一気に天候が安定します。

連日晴天が続くため、工期が遅れる心配が少なく、スケジュール管理がしやすい時期です。

特に11月前後は一年で最も施工がスムーズに進む季節といわれます。


2-3. 冬の寒さに備えたメンテナンスができる

外壁や屋根は、冬の寒暖差や霜によって劣化が進行しやすくなります。


秋に塗装を行っておけば、冬の厳しい環境から家を守る「保護膜」を事前に形成できます。

特にひび割れがある状態で冬を迎えると、水が入り込み凍結膨張して被害が拡大する恐れがあるため、秋の塗装は予防保全としても非常に理にかなっています。


2-4. 施工業者の繁忙期で信頼できる業者が動く

秋は塗装業界にとっての「繁忙期」。

この時期は信頼のある業者も多くの現場を抱えていますが、裏を返せば、経験豊富な職人が活躍している時期でもあります。

早めに依頼すれば、技術力の高いチームによる施工が可能です。

秋口から予約が埋まりやすいので、8月末~9月初旬の問い合わせがおすすめです。


3. 秋の外壁塗装のデメリットと注意点

どの季節にも長所・短所があるように、秋にもいくつか注意点があります。

3-1. 台風・秋雨前線による天候の不安定さ(9月)

秋の初めは、台風シーズンと重なるため天候が不安定になりやすい時期です。

特に9月上旬は雨が続く年も多く、工期が延びる可能性があります。

ただし、10月以降は安定してくるため、秋塗装を計画する際は「台風明け~11月頃」を目安にすると良いでしょう。


3-2. 業者の予約が取りづらい

秋は人気シーズンのため、9月~11月はどの塗装会社もスケジュールが詰まりがちです。

繁忙期には「外注職人を急に増やして品質が落ちる」業者も存在します。

そのため、秋に依頼する場合は1〜2か月前の早めの見積もり・相談が理想です。

また、「自社施工」であるかどうかも確認しておくと安心です。


3-3. 日照時間が短くなるため、作業時間が限られる

秋は日没が早くなるため、1日の作業時間が短くなります。

その分、工期がやや長くなる場合もありますが、これは品質を保つために必要な調整です。

無理に詰め込み日程を提案してくる業者は、乾燥時間を十分に取らない危険なケースがあるため注意しましょう。


4. 秋と他の季節の外壁塗装を比較

季節 メリット デメリット 向いている人
春(3〜5月) 気候が安定・作業しやすい 花粉・黄砂の影響あり 初めて塗装を行う方
夏(6〜8月) 塗料が早く乾く 高温多湿で塗膜不良の恐れ 工期を短くしたい方
秋(9〜11月) 気候・湿度ともに最適 台風・繁忙期 品質を最重視したい方
冬(12〜2月) 空気が乾燥・塗膜が安定 気温低下で乾燥が遅い スケジュールを優先したい方

こうして見ると、秋はやはり総合的に最もバランスが良い季節といえます。

品質・工期・費用の3拍子を整えたいなら、秋がベストタイミングです。


5. 秋の外壁塗装を成功させるポイント

5-1. 早めの相談・予約をする

9月を過ぎると、塗装業者のスケジュールはすぐに埋まります。

特に信頼できる地元業者はリピーターも多いため、1〜2か月前には見積もりを依頼しておくのが理想です。


5-2. 天候による工期の変動を理解しておく

秋の天候は安定しているとはいえ、急な雨や強風の日もあります。


品質を守るために工期が数日延びるのはむしろ良い兆候です。

「工期よりも仕上がりを優先してくれる業者」を選ぶようにしましょう。


5-3. 塗料の種類と耐久年数を把握しておく

秋は施工条件が良いため、どの塗料でも安定した仕上がりが期待できます。

ただし、塗料の耐久性や特徴を理解して選ぶことで、より長持ちする塗装になります。

塗料の種類 耐久年数(目安) 特徴
アクリル系 約5〜7年 安価だが劣化が早い
ウレタン系 約8〜10年 密着性が高く扱いやすい
シリコン系 約10〜13年 コスパが良く人気
フッ素系 約15〜20年 高耐候性・高価格帯
無機系 約20年以上 汚れに強く、長寿命

秋は塗料の硬化が安定するため、シリコン系・フッ素系など高性能塗料の効果を最大限発揮できる季節です。


6. 秋に外壁塗装を行うなら「地元業者」に依頼を

秋の塗装シーズンは予約が混み合うため、地域密着で対応が早い地元業者を選ぶことが大切です。

地元業者なら天候変化や地域特有の湿度条件を熟知しており、工期調整やアフターフォローにも柔軟に対応してくれます。。


7. まとめ|秋は「品質重視の外壁塗装」に最適な季節

秋は、外壁塗装に必要な「気温」「湿度」「天候」の条件が最も整う季節です。

塗料の性能をしっかり引き出し、美しく長持ちする仕上がりを求めるなら、秋の施工がベストといえるでしょう。

ただし、人気シーズンゆえに予約が取りづらく、台風の影響を受ける年もあります。

そのため、早めの準備と信頼できる地元業者の選定が成功の鍵となります。

外壁塗装を検討している方は、ぜひ秋のチャンスを逃さず、

最適な環境で住まいをしっかりとメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。

現地調査・お見積りは無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

大谷建装工業では公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

 

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。

 

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。

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塗料を選択して概算見積りも可能です。

 

まずはWEB見積システムでおおよその値段の参考にしてください。

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それではまた。

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