【外壁塗装】塗り替えは何年が目安?耐久性を左右する全要素を徹底解説!
こんにちは。 板橋区の屋根塗装・外壁塗装専門店の大谷建装工業です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
外壁塗装は、住まいの美観を保つだけでなく、建物を雨水や紫外線から守る重要な役割を果たします。
しかし、適切な時期に塗り替えを行わないと、建物の劣化を早めてしまう可能性があります。
この記事では、外壁塗装の塗り替え時期の目安となる年数だけでなく、
耐久性に影響を与える様々な要素、塗り替え時期を見極めるサイン、
そして長持ちさせるためのポイントまで、外壁塗装の専門家である私たちの視点から徹底的に解説していきます。
住宅の外壁塗装、屋根塗装、屋根リフォーム、防水工事を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
1. 外壁塗装の塗り替え時期の「目安」は何年?
一般的に、外壁塗装の塗り替え時期の目安は、約10年に一度と言われています。
しかし、この年数はあくまで「目安」であり、実際には使用されている塗料の種類、
外壁材の種類、建物の立地環境、気候条件、そしてメンテナンス状況によって大きく変動します。
1-1. 塗料の種類と耐久年数
外壁塗装に使用される塗料には様々な種類があり、それぞれ耐久年数が異なります。
代表的な塗料の種類と一般的な耐久年数の目安は以下の通りです。
- アクリル塗料: 耐久年数 約5~8年
- 比較的安価ですが、耐久性は他の塗料に比べて短めです。初期費用を抑えたい場合に選ばれることがあります。
- ウレタン塗料: 耐久年数 約8~10年
- 柔軟性があり、密着性に優れています。比較的バランスの取れた塗料と言えます。
- シリコン塗料: 耐久年数 約10~15年
- 現在、外壁塗装で最も一般的な塗料の一つです。耐候性、耐汚染性に優れており、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
- フッ素塗料: 耐久年数 約15~20年
- 耐候性が非常に高く、長期にわたって美観を保つことができます。価格は高めですが、メンテナンス頻度を減らしたい場合に適しています。
- 無機塗料: 耐久年数 約20年以上
- ガラスやセラミックなどの無機物を主成分とした塗料で、非常に高い耐久性と耐候性を誇ります。近年注目されている塗料ですが、施工難易度が高く、費用も高めです。
- 光触媒塗料: 耐久年数 約15~20年
- 太陽光と雨を利用して汚れを分解する機能を持つ塗料です。セルフクリーニング効果により、美観を長く保つことができます。
1-2. 外壁材の種類と塗り替えの目安
外壁材の種類によっても、塗り替えの目安となる年数は異なります。
- 窯業系サイディング: 約10年
- 現在最も一般的な外壁材の一つです。塗膜が劣化すると防水性が低下し、ひび割れや反りの原因となります。
- モルタル: 約8~10年
- ひび割れが発生しやすく、そこから雨水が浸入する可能性があります。定期的な塗り替えによる保護が必要です。
- ALCパネル: 約10年
- 軽量気泡コンクリートで、断熱性や耐火性に優れていますが、吸水性が高いため、定期的な塗装による防水対策が重要です。
- 金属系サイディング: 約15~20年
- 耐久性が高く、メンテナンスの手間が比較的少ない外壁材です。ただし、塗膜が劣化するとサビが発生する可能性があります。
- タイル: 基本的にメンテナンスフリーに近いですが、目地の劣化には注意が必要です。
2. 塗り替え時期を「年数」だけで判断してはいけない理由
前述の通り、塗り替え時期の目安となる年数は存在しますが、それだけで判断してしまうのは危険です。
なぜなら、外壁は常に様々な外的要因にさらされており、劣化の進行具合は一律ではないからです。
2-1. 建物の立地環境による影響
- 紫外線: 日当たりの良い場所や南向きの外壁は、紫外線による塗膜の劣化が早く進行します。
- 雨風: 雨風が直接当たりやすい場所や、強風が吹き付ける地域では、塗膜の剥がれや汚れの付着が早まることがあります。
- 塩害: 海に近い地域では、塩分を含んだ風によって塗膜や金属部分の腐食が進行しやすくなります。
- 排気ガス: 交通量の多い道路沿いの建物は、排気ガスによる塗膜の汚染が進みやすい傾向があります。
2-2. 気候条件による影響
- 高温多湿: 日本のような高温多湿な気候は、塗膜の劣化を促進し、カビや藻が発生しやすい環境を作り出します。
- 寒暖差: 一日の寒暖差が大きい地域では、外壁材の膨張と収縮が繰り返され、ひび割れの原因となることがあります。
- 降雪・凍害: 降雪量の多い地域や寒冷地では、雪の重みや凍結によって外壁材や塗膜の劣化が進行することがあります。
2-3. メンテナンス状況による影響
- 定期的な清掃: 外壁の汚れを定期的に清掃することで、塗膜の劣化を遅らせることができます。
- 早期の補修: ひび割れや剥がれなどの劣化を早期に発見し、補修することで、雨水の浸入を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。
3. 塗り替え時期を見極める「劣化サイン」とは?
塗り替え時期を判断する上で最も重要なのは、外壁に現れる様々な「劣化サイン」を見逃さないことです。
以下のようなサインが見られたら、塗り替えを検討する時期かもしれません。
3-1. 目視で確認できる劣化サイン
- 塗膜の変色・退色: 塗膜の色が褪せてきたり、部分的に変色したりしている場合、塗膜の保護機能が低下している可能性があります。
- チョーキング現象: 外壁を触ると、白い粉状のものが付着する現象です。これは塗膜の表面が紫外線などによって分解され、顔料が粉状になっているサインであり、防水機能が著しく低下しています。
- ひび割れ(クラック): 外壁にひび割れが発生している場合、そこから雨水が浸入し、内部の腐食や雨漏りの原因となる可能性があります。ひび割れの幅や深さによっては、早急な補修が必要です。
- 塗膜の剥がれ・膨れ: 塗膜が部分的に剥がれたり、膨れたりしている場合、下地との密着性が低下しているサインです。放置すると剥がれが広がり、外壁材の劣化を招きます。
- カビ・藻の発生: 外壁にカビや藻が発生している場合、塗膜の防水性や防カビ・防藻機能が低下している可能性があります。美観を損なうだけでなく、建材が腐食する原因にもなります。
- シーリング材の劣化: サイディングボードの継ぎ目や窓枠の周りなどに使用されているシーリング材が、ひび割れ、肉やせ、剥がれなどの劣化を起こしている場合、雨水の浸入を防ぐことができなくなっています。
3-2. その他の注意すべきサイン
- 雨漏り: 天井や壁にシミができたり、水が漏れてきたりする場合、屋根だけでなく外壁からの雨漏りの可能性も考えられます。
- 触るとザラザラする: 塗膜の表面が滑らかではなく、ザラザラとした感触がある場合、塗膜の劣化が進んでいるサインです。
これらの劣化サインを一つでも見つけたら、専門業者に点検を依頼し、塗り替えの必要性を判断してもらうことをおすすめします。
4. 外壁塗装の塗り替え時期を長持ちさせるためのポイント
適切な時期に塗り替えを行うことはもちろん重要ですが、日々のメンテナンスや塗料の選び方によって、
塗り替え時期を長持ちさせることも可能です。
4-1. 定期的な清掃
- 方法: 年に数回、ホースで水をかけたり、柔らかいブラシで優しくこすったりして、外壁の汚れを落としましょう。
- 効果: 汚れを放置すると、塗膜の劣化を早める原因となります。定期的な清掃によって、美観を保ち、塗膜の寿命を延ばすことができます。
4-2. 早期の補修
- 重要性: ひび割れやシーリング材の劣化などを早期に発見し、 業者に補修してもらうことで、雨水の浸入を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。小さな劣化を放置すると、大規模な修繕が必要になる可能性があがってしまいます。
4-3. 高耐久性塗料の選択
- 費用対効果: 初期費用は高くなりますが、耐久性の高い塗料を選ぶことで、塗り替えの頻度を減らし、長期的に見るとコストを抑えることができます。塗料の種類や特性については、専門業者に相談し、ご自宅の環境や予算に合った最適な塗料を選びましょう。
4-4. 信頼できる業者の選定
- 適切な施工: 適切な下地処理や丁寧な施工は、塗膜の耐久性を大きく左右します。実績があり、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
- アフターフォロー: 塗り替え後の保証やアフターフォローが充実している業者を選ぶことで、問題が起こった際も安心できます。
5. まとめ:外壁塗装の塗り替え時期を見極めて、大切な住まいを守りましょう
外壁塗装の塗り替え時期は、一概に「何年」と断言できるものではなく、様々な要素によって変動します。
ご自宅の外壁の状態を定期的に観察し、この記事でご紹介した劣化サインを見逃さないことが重要です。
もし、塗り替え時期についてご不安な点やご不明な点があれば、
板橋区の外壁塗装専門店である大谷建装工業にお気軽にご相談ください。
専門的な視点から、お客様のご自宅の状態を適格に診断し、最適な塗り替え時期や塗料をご提案させていただきます。
大谷建装工業は、板橋区を中心に無料で外壁・屋根の劣化診断やお見積りを承っております。
カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。
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塗料を選択して概算見積りも可能です。
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それではまた。
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