【外壁塗装】雨漏り点検の正しいやり方と自分でできるチェック方法|板橋区の専門業者が徹底解説
こんにちは。板橋区の防水工事、屋根・外壁塗装専門店の大谷建装工業です。
雨漏りは、一度発生すると住宅に深刻なダメージを与える厄介なトラブルです。
しかも「天井からポタポタ垂れたら雨漏り」と思われがちですが、実際には目に見えない内部でゆっくり進行するケースが大半です。
今回は板橋区・練馬区で多くの雨漏り修繕を手掛けてきた専門業者の視点から、
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雨漏り点検の正しい手順
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自分でできるチェック方法
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どこを見れば雨漏りの前兆に気づけるのか
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雨漏りが疑わしい時の対処法
を徹底解説します。

1. 雨漏り点検が重要な理由
雨漏りは早期発見が命です。
放置すればするほど以下のような被害が拡大します。
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構造材(柱・梁)の腐食
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カビ・ダニの発生
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内装のシミやクロスの剥がれ
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電気設備のショート
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修繕費の増加(最悪、屋根全体の工事が必要)
特に築15年以上、外壁や屋根のメンテナンスをしていない家は要注意。
少しのシミでも内部では大きな被害が進んでいることがあります。
2. 自分でできる雨漏りチェックポイント(外部編)
まずはご自身でできる外部チェックを紹介します。
(1)屋根の状態を地上から確認
屋根に登るのは危険なので、必ず地上から双眼鏡などで確認してください。
チェックポイント:
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瓦・スレート・金属屋根の割れ・欠け・浮き
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棟板金のグラつき・釘抜け・変形
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屋根材の塗装剥がれ
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雨樋が外れている・詰まっている
これらは雨漏りの大きな原因になります。
(2)外壁の劣化サインをチェック
外壁の防水性が落ちると雨が染み込み、内部を伝って雨漏りに発展します。
以下は特に重要です。
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ひび割れ(クラック)
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幅0.3mm以上の大きなクラックは要注意
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シーリングの裂け・剥離・痩せ
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サイディング住宅の雨漏り原因のトップ
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塗膜の剥がれ・変色
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防水機能が切れている状態です
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外壁に触ると白い粉がつく(チョーキング)
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完全に防水が劣化したサイン
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(3)ベランダ・バルコニーの防水層
見逃しがちな雨漏り源がベランダです。
次の症状があれば要注意:
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表面がベタつく・ひび割れがある
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手で触ると粉がつく
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排水口にゴミが溜まっている
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防水層が膨れている
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床が柔らかく感じる
ベランダから雨漏りが起きると室内だけでなく、階下の天井にも被害が及びやすいため重要ポイントです。
3. 自分でできる雨漏りチェック(室内編)
室内でも多くの前兆が確認できます。
(1)天井のシミ
一番分かりやすいサインです。
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黄色いシミ
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茶色い輪染み
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クロスのふくらみ
シミの大きさではなく「広がっているか」が大事なポイントです。
(2)壁紙の浮き・剥がれ
雨水が内部に回って石膏ボードが膨らむとクロスが浮いてきます。
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触ると柔らかい
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一部だけ変色している
これも雨漏りの典型症状です。
(3)窓周りの結露ではない濡れ
窓枠の濡れ=雨漏りの可能性が高い箇所。
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サッシまわりの黒いシミ
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下枠の木材の変色
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カビの発生
結露と雨漏りは場所と濡れるタイミングで判断できます。
雨の日限定で濡れる → 雨漏りの疑い大
(4)押し入れ・クローゼットのカビ臭さ
特に北側の収納でカビ臭い場合、雨漏りや内壁内部の湿気滞留が原因となります。
4. 業者が行うプロの雨漏り点検とは?
プロの点検は「原因を特定すること」が目的です。
主な点検方法:
(1)目視調査・打診調査
外壁の浮き、屋根材の欠け、シーリングの破断などを細かくチェック。
(2)散水調査
水をかけて、どこから漏れるか実験する方法
再現性の高い調査として非常に有効です。
(3)サーモグラフィーカメラ調査
温度差で雨水の浸入経路を可視化できる近年主流の調査方法。
内部に濡れがある部分が色で判別できます。
(4)小屋裏調査
屋根裏に入って濡れ跡を直接確認します。→点検口設置する場合もあり
5. 雨漏りが疑われる時に絶対やってはいけないこと
(1)自分でコーキング材を塗りまくる
原因が違う場所だった場合、逆に雨水が閉じ込められて被害が悪化します。
(2)屋根に登る
瓦が割れたり落下の危険があります。
(3)安すぎる業者に依頼する
「調査費無料・即工事!」
これは悪徳業者の典型パターンです。
雨漏りは適正調査が不可欠です。
6. 雨漏りを防ぐための予防メンテナンス
雨漏りは修理より「予防」が圧倒的に安く済みます。
(1)外壁塗装を10〜15年ごとに
防水性能を回復させる最も効果的な方法。
(2)シーリングの打ち替え
サイディング外壁は必須メンテナンスです。
(3)屋根塗装は8〜15年の周期で
素材により寿命が異なります。
(4)ベランダ防水のトップコートは5年ごと
最も雨漏りが多い箇所です。
7. まとめ
雨漏りは、「気付いたときには手遅れ」というケースが非常に多いトラブルです。
しかし、定期的にチェックし、劣化の兆候を早く発見できれば、大きな修繕を避けられます。
一般の方でも今日からできるチェック方法がたくさんありますので、ぜひ実践してみてください。
大谷建装工業では現地調査・お見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。
また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。
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それではまた。
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