【外壁塗装】訪問販売は危険? しつこい営業を断る方法【実例付き】
こんにちは。板橋区の外壁塗装・屋根工事屋さんの大谷建装工業です。
「訪問販売で外壁塗装を勧められた」
「見積もりを急かされて不安になった」
そうした相談を受けることが多くあります。実際、訪問販売をきっかけとする外壁塗装トラブルは、
消費者被害として東京都をはじめ各地で報告されています。
東京都も、訪問販売のリフォーム業者に対して業務停止命令を出した事案を公表しています。
この記事では、訪問販売による外壁塗装のリスクを具体的な事例も交えて解説し、
「もし営業が来たときにどう対応すればいいか」をまとめました。安心して住まいを守れるよう、事前の知識としてご活用ください。
目次
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なぜ訪問販売が多いのか?
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東京都で実際に処分された事例
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外壁塗装・リフォーム訪問販売でよくある手口
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訪問営業を断る・対応するための方法
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訪問販売以外で優良業者を選ぶチェックポイント
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まとめ:安心して外壁塗装を任せるために
1. なぜ訪問販売が多いのか?
外壁塗装・屋根リフォームは高額工事になりやすく、収益性が見込める商材です。
また、建物の外観を営業対象者自身の目で見立てられ、劣化を指摘しやすい「目に見える外壁」があるため、
訪問営業がしやすい分野とも言えます。
さらに、訪問販売は即決を迫る営業スタイルをとりやすく、契約率が比較的高くなる傾向があります。
このため、訪問販売を営業手法に用いる業者が後を絶たないのです。
ただし、訪問販売自体がすべて悪だというわけではありません。
丁寧な説明と選択時間を認める業者 も存在します。ただし、そのような業者を見極める力が求められます。
2. 東京都で実際に処分された事例
東京都でも、訪問販売をきっかけとするリフォーム業者に対し業務停止命令が出された事案があります。こ
れは消費者を保護する行政処分の典型例です。 →消費生活センター事例
事例:屋根等リフォーム訪問販売業者への業務停止命令
2024年3月、東京都は次のような不当な勧誘を行った訪問販売リフォーム業者2社に対し、
特定商取引法に基づき業務停止命令を出しました。 消費生活センター事例
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「瓦がずれて屋根が落ちそう」と嘘を告げたり、実際には異常がない住宅に飛び込み訪問して点検を口実に契約を迫った。
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工事の緊急性を強調し、「今すぐ修理しなければ危険」と心理的プレッシャーをかけて契約を誘った。
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契約書に必要な記載(役務の内容、塗料名、価格、契約解除方法など)が欠けていた。
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見積書の明細を示さず、「一式」記載のみで契約を強行した。
これらは、特定商取引法に違反する典型的な勧誘・契約書面不備・不実告知などの行為です。
このような事案が実際に行政処分に至っていることを知っておくことは、訪問販売を受けた際の判断材料になります。
3. 外壁塗装・リフォーム訪問販売でよくある手口
訪問販売による外壁塗装詐欺やトラブルで狙われやすい典型的な手口も複数あります。以下の特徴を持つ営業には特に注意しましょう。
手口 | 内容 | 危険度・見抜き方 |
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無料点検を装った訪問 | 「近くで工事をしていた」「通りかかったから見てあげる」と言って点検を始める。 | 点検せずに「すぐ工事が必要」と言ってくるのは警戒信号。 |
点検なしで即見積りを提示 | 建物を見ずに「大規模な補修が必要」と即見積もりを出す。 | 正当な業者はまず現地調査を行い、劣化度を確認してから見積もるべき。 |
即日契約・割引を強調 | 「今日だけのキャンペーン」「この場で契約すれば大幅割引」などと焦らせる。 | 焦らせて判断を鈍らせようとする典型的な手口。冷静に対応すべき。 |
オリジナル塗料を強く推す | 他社では扱わないという名前の“オリジナル塗料”を強く勧めて高額契約に誘導。 | 保証が曖昧、実績が乏しい。塗料仕様の確認が必須。 |
会社情報を曖昧にする | 住所が不明確、連絡先がはっきりしない、代表者名を教えない。 | 後で責任を追及できないようにして逃げやすくするための策略。 |
契約書の記載不備 | 役務内容、価格、契約解除条項などが記載されていない、または不十分。 | 法定記載が欠けていれば無効やクーリングオフ可能性あり。 |
これらの手口を知っておくだけでも、営業を受けた際に「怪しさ」を直感的に感じやすくなります。
4. 訪問営業を断る・対応するための方法
もし訪問販売で外壁塗装の営業マンが来たら、以下の対応方法を使って安全に断ったり、状況をコントロールしたりすることが大切です。
(1) 玄関を開けず、インターホン越しに対応する
営業マンを家の中に入れず、まずは玄関のドアを開けない対応が安全です。素性を確かめるまで直接会わないようにするのが基本。
(2) 即答を避ける
契約を促されても「考えます」「家族と相談します」と返答し、即断を避けましょう。
営業が帰るよう促せるタイミングを作ることが大切です。
(3) 情報をあまり与えない
築年数・前回の塗装時期・予算などを聞かれても控えめに。相手に情報を与えると営業材料にされやすくなります。
(4) 名刺・会社案内を必ず受け取る
住所・社名・代表者名・連絡先が明記されているか確認。曖昧な情報しか口頭で語らない業者は信頼性が低いと判断。
(5) 見積書は現地調査後にもらう
現状確認なしに見積もりを提出する業者は避けるべき。詳細な見積書を複数業者から取って比較することが重要。
(6) 契約前に契約書の記載内容をチェック
次の事項が明記されているかチェック:
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工事内容、塗料名・メーカー・数量・単価
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工事期間と開始日・終了日の目安
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支払条件(前金・分割など)
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契約解除・クーリングオフの条件
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保証期間・保証内容
(7) クーリングオフ制度を理解しておく
訪問販売契約は原則として契約書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約解除可能です(特定商取引法)。
ただし、施工に着手された後は難しくなることがあるため、早めの判断が肝心です。
(8) 消費生活センター・相談窓口に早めに相談
怪しい営業や契約をされたと思ったら、東京都の消費生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談しましょう。
高齢者契約トラブルも想定されており、東京都は高齢者向けリフォーム契約で問題が起きている事例を公表しています。
5. 訪問販売以外で安心できる業者を選ぶチェックポイント
訪問販売を断ったうえで、本当に安心できる業者を選ぶには、以下の点を見ておくと良いでしょう。
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施工実績と施工事例を確認
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国家資格や建築系資格を持つ者が管理しているか
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地域密着・地元業者であるか
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見積もり内容が詳細で透明性があるか
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保証とアフターフォローの内容が明確か
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複数社から相見積もりを取って比較する
これらの条件を満たす業者なら、訪問販売業者が押しつけがましく感じることも少なくなります。
6. まとめ:訪問販売は慎重に。知識が防御になる
外壁塗装の訪問販売には、詐欺や強引な契約が発生しやすいリスクがあります。
東京都でも「瓦がずれて危ない」と不実を告げて契約を勧誘した業者に対し、
業務停止命令が出された事例があります。 消費生活センター+1
トラブルを避けるためには、以下が重要です:
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訪問販売を受けたら即決しない
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点検なし見積もり提示など怪しい手口に警戒
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契約書面・見積もりの詳細を確認
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クーリングオフ制度を知っておく
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信頼できる業者を選ぶためのチェックポイントを持つ
外壁塗装は高額な工事だからこそ、賢い判断が必要です。
大谷建装工業では、訪問販売ではなく 地域密着で紹介実績のある信頼ある業者 として、丁寧な説明と安心施工を心がけています。
もし訪問販売を受けて迷っている方や、不安を感じている方がいらっしゃれば、是非大谷建装工業にお任せください。
現地調査・お見積りは無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。
直近10年間で、令和2年と令和7年の2度、褒章されております。
また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。
無料外壁屋根診断|板橋区・練馬区の外壁塗装&雨漏り専門店 大谷建装工業 (otani-kenso.co.jp)
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塗料を選択して概算見積りも可能です。
まずはWEB見積システムでおおよその値段の参考にしてください。
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それではまた。
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