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【完全保存版】屋根塗装とカバー工法を比較!費用・耐用年数・施工の違い

塗装の豆知識 2025.07.22 (Tue) 更新

こんにちは。板橋区の屋根塗装・外壁塗装専門店の大谷建装工業です!


いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「屋根が色あせてきた」「雨漏りが心配になってきた」

「屋根のメンテナンスって、塗装とカバー工法のどっちがいいの?」

このような疑問や不安を感じている方は多いのではないでしょうか?

屋根のリフォーム方法には大きく分けて「塗装」と「カバー工法」の2つがあります。

どちらを選ぶかによって、工事費用も工期も、さらには屋根の寿命も大きく変わってきます。

この記事では、屋根塗装とカバー工法の違い、メリット・デメリット、費用相場、向いているケースなどを徹底比較して解説します。

この記事を読むことで、ご自身の家に最適な屋根工事の選び方が分かるようになります。


住宅の外壁塗装、屋根塗装、屋根リフォーム、防水工事を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


屋根工事には「塗装」と「カバー工法」の2種類がある

屋根のメンテナンスにはいくつかの方法がありますが、一般的によく行われているのが「塗装」と「カバー工法」です。

屋根塗装は、既存の屋根材をそのまま使用して塗料を塗る方法。


一方のカバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。

それぞれの特徴を理解することで、家の状態や予算に応じた適切な工事を選ぶことができます。


屋根塗装の特徴とメリット・デメリット

屋根塗装は、軽度の劣化や色あせなどに対するメンテナンスに最適です。

屋根塗装のメリット

  • 費用が比較的安い
     一般的な30坪の住宅なら、40〜70万円程度で施工可能です。

  • 工期が短い
     天候に恵まれれば、5〜7日で完了します。

  • 屋根材の寿命を延ばせる
     遮熱・防水効果のある塗料を使うことで、屋根材の劣化を抑えられます。

  • 外観を美しく整えられる
     色のバリエーションが豊富で、外観を一新できます。

屋根塗装のデメリット

  • 屋根材の傷みが激しい場合には施工できない
     下地や屋根材が著しく傷んでいると、塗装しても長持ちしません。

  • 耐久年数は塗料次第で決まる
     安価な塗料では5年程度で効果が薄れます。高耐久のフッ素塗料でも15年程度です。

  • 根本的な補修にはならない
     雨漏りが発生している場合、塗装だけでは改善されないことがあります。


カバー工法の特徴とメリット・デメリット

カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい軽量金属屋根などをかぶせる施工方法です。

カバー工法のメリット

  • 断熱性・遮音性が向上する
     2重構造になるため、夏の暑さ・冬の寒さ、そして雨音にも強くなります。

  • 耐久性が高い
     使用する金属屋根材は耐用年数20〜30年以上。メンテナンス頻度も抑えられます。

  • 工期が短く騒音も少ない
     屋根材の撤去がないため、約7〜10日で完了し、騒音も最小限です。

  • 廃材が少なくエコ
     撤去作業が少ない分、産業廃棄物も抑えられます。

カバー工法のデメリット

  • 初期費用が高い
     一般的な30坪の住宅で、90〜150万円程度かかるのが一般的です。

  • 屋根の重さが増す
     軽量素材を使っても、元の屋根より重くなるため、建物の耐震性に配慮が必要です。

  • 施工できない屋根材もある
     瓦屋根などの場合は、構造上カバー工法が適用できません。


屋根塗装とカバー工法の費用比較

工法 費用相場(30坪) 耐用年数 工期 主な用途
塗装 40〜70万円 8〜15年 5〜7日 色あせ・防水対策
カバー工法 90〜150万円 20〜30年 7〜10日 劣化が進んだ屋根のリフォーム

※使用する塗料や屋根材、足場の有無で変動します。


どんな場合に塗装?どんな場合にカバー工法?

塗装が向いているケース

  • 屋根の表面が軽度に劣化している

  • 雨漏りや下地腐食が発生していない

  • 予算を抑えてメンテナンスしたい

  • 外観のリフレッシュを目的としたい

カバー工法が向いているケース

  • 屋根の劣化が進行し、雨漏りも発生している

  • 屋根の下地まで傷んでいる

  • 長期間メンテナンスフリーにしたい

  • 遮熱性・断熱性も向上させたい


実際に施工した事例を比較

事例1:遮熱塗料での屋根塗装

遮熱塗料のキルコを使用しました。

 

遮熱塗料を使用することで夏の室内の温度を1-2℃軽減が見込め、また、エアコンで気温を下げた時に効果が長持ちするメリットがあります。

 

☆施工前

☆施工後

事例2:カバー工法

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、遮熱・遮音効果が高まります。

 

また、高い耐用年数も魅力的です。

 

ガルバリウム鋼板などの耐久性に優れた屋根材を使えば、20〜30年長持ちします。

 

また、

 

  • 屋根を撤去しないため、工期が短くコストを抑えやすい
     撤去や廃材処分の手間が省けるので、葺き替えより工期も早く、騒音も少なめです。

  • 廃材が少なく環境にやさしい
     屋根材をそのまま残して施工するため、ゴミがほとんど出ません。

この様に環境を配慮しつつ、塗装よりは高くなってしまいますが、葺き替え工事よりもコストを抑えることが可能です。

 

☆施工前

 ☆施工後


よくある質問

Q. カバー工法と葺き替えの違いは?

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を載せる方法。


葺き替えは既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しくする方法です。


費用や工期はカバー工法が有利ですが、下地が著しく劣化している場合は葺き替えが必要です。

Q. 塗装は何年ごとに必要?

塗料によって異なります。
・ウレタン系:5〜7年
・シリコン系:8〜10年
・フッ素系:12〜15年

屋根材や日照条件によっては、さらに早く再塗装が必要になることもあります。


まとめ

屋根工事には「塗装」と「カバー工法」の2つの方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。


軽度な劣化には塗装で十分ですが、劣化が進んでいる場合はカバー工法が最適です。

塗装はコストを抑えたい方におすすめで、外観のリフレッシュや防水効果の向上が可能です。


一方、カバー工法は長期的な耐久性や断熱性を求める方に適しています。

家の状態、予算、今後の暮らしを見据えて、最適な屋根工事方法を選びましょう。

住宅の外壁塗装、屋根塗装、屋根リフォーム、防水工事を検討中の方は、ぜひ1度、大谷建装工業にご相談ください。

弊社は公共事業にも積極的に取り組んでおり、令和7年度において区内優良建設事業者に選ばれました。

優良建設事業者 褒章 賞状 褒状 賞状

 

大谷建装工業では直近10年間で、令和2年と令和7年の2回、褒章されております。

 

また、大谷建装工業では現地調査を行った後に、カラーシュミレーションにて塗り替え後のイメージをお伝えすることも可能です。

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塗料を選択して概算見積りも可能です。

 

まずはWEB見積システムでおおよその値段の参考にしてください。

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それではまた。

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